自閉症の勉強方法

小学生【自閉症】国語が苦手な男の子がうまくいった勉強方法

投稿日:2018年7月5日 更新日:

  • 【性別】男
  • 【学年】小3
  • 【診断された時期】小1
  • 【診断名】自閉症

自閉症の子の特徴

得意なことは算数です。数字を覚えるのが早いので、九九は小1でできるようになりました。

しかし、反対に苦手なのは国語です。本を読んでも全く内容を理解していないのです。

そのため、どうしても国語の成績が悪く困っていました。

特に私自身が国語の成績が良かったこともあり、違和感がぬぐえないのです。

国語の成績を伸ばしたいと思いました。

本を読ませて失敗した勉強方法

とりあえず、どんどん本を読ませればいいのではないかと思い、たくさん本を買ってきて与えるようにしたのです。

毎日1時間は読書の時間にしました。

幸いなことに小学生に人気のゲーム機などには興味を示さなかったこともあり、本を与えればそれなりに自分で集中して読んでいるようでした。

ところが、読み終わった後に内容を聞いても曖昧な返事しかしてくれませんでした。

ただ字をつらつらを追っているだけで、内容は頭に入っていないようです。

これではいくら本を与えても意味がないと思いました。

自閉症の子がうまくいった勉強方法

それからというもの、本を買い与えることはなくなってしまいました。

ところが、学校では読書の時間があります。感想文を書いて提出しなくてはいけない時もあったのです。

すると、本人が学校の図書室で興味のある本を借りてくるようになりました。

不思議なことに自分で選んだ本は私がこれまで選んできた本とは全く違った内容のものだったのです。

私はこれまで小学生に人気の本や推薦図書などを買い与えていたのですが、子どもは図書室にあった偉人伝を借りてきました。

このような内容に興味を持っているなんて思ってもみませんでした。

そして、読書感想文を読んでみたところ、きちんと偉人が成し遂げたことが書かれており、内容を理解していることが分かったのです。

勉強がうまくいった理由

そして、子どもの読書感想文は先生にも褒められるようになり、国語の成績も多少は伸びるようになってきました。

なぜ、こうなったのか考えてみたのですが、本人の興味があることだったからだと思います。

自分で興味のあるものなら集中することもでき、内容も理解できるのだと思います。

算数が得意なこともよくよく考えてみたらそうでした。

誰に言われることもなく計算ができるようになったのは、本人が数字に興味を持っていたからです。

自閉症の子を持つ親御さんにメッセージ

いろいろと親としてはやきもきすることもあるかとは思いますが、長い目で見守ることが大事だと思いました。

そして、本人が興味を持つもの、好きなことをどんどんやらせてみた方がいいと思います。

そうすることで才能を芽生えさせることができるかもしれません。

何か一つでも得意なものが見つかれば、病気のことは全く気にならなくなるものです。

中2(自閉症)の視覚を取り入れ、寄り添った勉強方法



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